季節、月、もっと言うと、週別で体の不調が起きるメカニズムがあるのを知っていますか。
この記事では、週別に今なにを食べておくと良いかをご紹介します。
献立の参考にもなりますし、
何より台所に立つ人がその家のお医者さんなので、この知識を持って食事を作ることができれば、家族の心も体も整うこと間違いなしです!
(11/15→11/21) 今週はこんなことに気をつけよう
11月3週目は、涼しい気候が食欲を誘い、秋の味覚がおいしく感じられる時期。
ただし、栄養バランスと食事の量を気をつけることが大切です。
腸内や口腔内で悪玉菌が増えるような甘いものを控え、感染症シーズンに備えます。
「腸」と「口腔内」の細菌は連動していて、どちらかが乱れると免疫力は低下し
どちらかの調子がいいとお互いの免疫力が上がりますよ。
さらに免疫力強化のために、
抗菌作用と整腸作用のあるネギ類とキノコ類
を取り入れることを意識する用にしましょう。
(11/15→11/21) 今週の食べると良い食材はこれ
ニンニク と マイタケ
ニンニクは超優秀な健康食材だった
ネギ属のニンニクには「アリシン」が含まれるため、強力な殺菌作用や抗ウイルス作用があります。
他にも
- O-157菌を殺す働き
- 毛細血管を広げて冷えの改善をする作用
- 疲労回復
が、ありますよ。様々な健康効果を持つ食材です。
ニンニク豆知識 〜アリシンを活性化させるコツ〜
- みじん切り、すりおろしなど細かく刻む
- もっとも効果が高いのは「すりおろし」
- 「すりおろし」に熱を加えると、がん予防の効果が期待できる成分「アホエン」に変身!
マイタケを食べて免疫機能を向上させよう
マイタケには「βーグルカン」が含まれ、免疫機能を向上し、感染症から体を守る働きがあります。
他にも、
- ビタミンDや亜鉛、ビタミンB群などのミネラル類が豊富
- 抗癌作用
- 生活習慣予防
- 疲労回復
が、あります。水溶性の栄養素もしっかり摂るためにスープにして食べるのがオススメです。
キノコ豆知識 〜美味しさと栄養価を3倍にするコツ〜
- とにかく「冷凍保存」
- 生のキノコは旨み成分はほぼなし。冷凍することで細胞が壊れて旨みが作り出される。
- 解凍すると、旨みや水溶性ビタミンが流れ出てしまうので、調理する時は必ず凍ったまま!!
(11/15→11/21) 今週のスープ
超簡単!マイタケとニンニクのスープ

必要なもの
- マイタケ(その他お好みのキノコたくさん)
- ニンニク
- オリーブオイル
- 塩
- コショウ

1.
スライスしたニンニクをオリーブオイルで
しっかり炒める。(みじん切りでもOK)
そこにマイタケとお好みのキノコをたっぷり入れて
軽く火を通す。

2.
水を入れて煮込む。

3.
塩コショウで味をととのえる。
私は自家製の「塩麹」をたっぷり入れて作ってみました。

5.
完成!
ニンニクの香りほんのり、キノコの旨みがしっかり味わえ
すんごく美味しかったです。
写真では見難いのですが「らっきょうキムチ」を一緒に食べました。「らっきょう」と「キムチ」も11月に是非取り入れて欲しい食材です。免疫を高めてくれますよ
まとめ
この記事では11月第3週に「気をつけること」「食べると良い食材」「食材を使ったスープ」について
ご紹介しました。
献立に一品に加えて、家族で美味しく健康になりましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
参考資料 「体がバテない食薬習慣」
この記事では、この本に書かれている内容をベースに書いています。
本にはより詳しい情報が記載されていますので、知りたい方はぜひ読んでみてくださいね。
この本について、下記記事でもご紹介しています。
