季節、月、もっと言うと、週別で体の不調が起きるメカニズムがあるのを知っていますか。
この記事では、週別に今なにを食べておくと良いかをご紹介します。
献立の参考にもなりますし、
何より台所に立つ人がその家のお医者さんなので、この知識を持って食事を作ることができれば、家族の心も体も整うこと間違いなしです!

(12/8→12/14) 今週はこんなことに気をつけよう
12月2週目は、朝の布団からなかなか抜け出せない時期がやってきます。
手足が冷えていませんか? 外出時は手首や足首、首は冷えやすいので
防寒をしっかりしてお出かけしてくださいね。
冷えに弱い体質のことを、漢方では「脾腎陽虚(ひじんようきょ)」と呼びます。
「脾腎陽虚」は、お腹から手先まで冷えやすく体温が低め、必要以上に疲れをためこみやすい特徴があります。
他にも
- トイレが近い
- 膀胱炎になりやすい
- 耳鳴りを感じやすい
- 午前中は頭と体が働かない
など、このような人は老化しやすいという特徴もあるんです。
あと2か月は本格的な寒い季節が続き、「脾腎陽虚」が悪化しやすい時期なので
体を芯から温め改善していきましょう。
(12/8→12/14) 今週の食べると良い食材はこれ
オリーブオイル と ブロッコリースプラウト
オリーブオイルで内側からぽっかぽか
オリーブオイルは保温性が高く、体を内側から温めるのにおすすめです。
スープや、普段の温かい飲み物に少しだけ加えると体を温めてくれますよ。
強い抗酸化作用を持ち、加熱しても酸化しにくい油なので、加熱用にもピッタリです。
オリーブオイル豆知識 〜口内の細菌の増殖を防ぐ〜
「口臭」や「口内炎」が気になるときにはオリーブオイルでうがいをすると
細菌が抑えられる!

ブロッコリースプラウトちょい足しで風邪予防ができる
スルフォラファンという「活性酸素の除去」、「免疫力の強化」、「抗菌作用」などの
効果がある成分が多く含まれています。
他にも下記↓のような期待ができますよ。
- 二日酔いの予防
- 風邪予防
- エイジングケア
有効成分を体内に吸収しやすくするためには
加熱せずに細かく刻んで食べましょう
(12/8→12/14) 今週のスープ
カボチャと玉ねぎの豆乳スープ

必要なもの
- カボチャ
- 玉ねぎ
- ブロッコリースプラウト
- 豆乳
- オリーブオイル

1.
カボチャと玉ねぎを一口大に切り、
水で煮込む。

2.
野菜が煮えたら、豆乳を加える。

3.
仕上げに、オリーブオイルをまわしかけ、刻んだブロッコリースプラウトをかける。

5.
完成!
ほっこり優しい味で温まります。
これだけでは味にパンチがないので
塩コショウでアクセントをつけるのもおすすめです。

まとめ
この記事では12月第2週に「気をつけること」「食べると良い食材」「食材を使ったスープ」について
ご紹介しました。
前回ご紹介した食材も可能であれば引き続き取り入れるようにしてみてくださいね。

献立に一品に加えて、家族で美味しく健康になりましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
参考資料 「体がバテない食薬習慣」
この記事では、この本に書かれている内容をベースに書いています。
本にはより詳しい情報が記載されていますので、知りたい方はぜひ読んでみてくださいね。
この本について、下記記事でもご紹介しています。
